派遣登録の履歴書はどうする?【書き方や作成のポイントを解説】

2022.02.02

派遣登録の履歴書はどうする?書き方や作成のポイントを解説

 

派遣登録には欠かせない履歴書。自分にはどのようなスキルがあり、これまでにどのような就業経験を経てきたのかをアピールするためにも、履歴書は丁寧に作成したいと考える方は多いです。

しかし、一方で「履歴書の記入に慣れていない」といった人も少なくないのが事実。そこで、本ページでは、初めての人でも簡単に作成が進むよう、派遣登録のための履歴書の作成方法をご紹介します。

 

そもそも派遣登録の際に履歴書って必要なの?

 

そもそも派遣登録の際に履歴書って必要なの?といった疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、履歴書の必要性は派遣会社によって異なります。軽作業や単純作業などの職種であれば、履歴書を不要としているケースもありますし、業種や業務に関わらず派遣登録者全員に履歴書の提出を求めている会社もあります。

基本的に、派遣会社から持ち物の指定があるので、その際に「履歴書の有無」を確認しておくと良いでしょう。

 

派遣登録での正しい履歴書の書き方

 

派遣登録で履歴書が必要となった場合に備え、あらかじめ作成方法を把握しておく必要があります。

具体的に、どのように記入を進めていけばいいのか参考にしてみてください。

 

氏名や生年月日などの個人情報

 

履歴書でまず記入するのが、氏名や生年月日などの個人情報です。

住所を記入する際には、アパート・マンション名などを省略せずに、部屋の番号まで書く必要があります。また、郵便番号は意外にも間違えることが多いので、誤りがないかを確認することが大切です。

 

学歴

 

これまでに入学、卒業した学校名を記入したり、学部をまとめたりする欄です。

入学年や卒業年は、西暦・元号のどちらで記入しても問題はありませんが、どちらか一方に統一することが望ましいです。行によって「西暦」「元号」が異なると、見にくくなってしまいます。

仕事に活かせそうな経験(卒論や研究など)があれば、一緒に記入しておくと好印象を得られるでしょう。

 

これまでの職務歴

 

これまでに携わった仕事について記入していきます。バイトやパート、正社員など雇用形態に制限はありません。派遣登録後に就く仕事や希望の職種のアピールになりそうな職歴は積極的に記入することをおすすめします。

 

志望動機

 

履歴書作成の中で「苦手」と感じる人が多いのが「志望動機」の欄です。

なぜ自分が働きたいのか、なぜこの仕事を希望するのか、などを相手にアピールする部分でもあります。

しかし、派遣登録の場合はあまり考えすぎることはありません。正社員の面接とは異なり、比較的カジュアルなスタイルで応募者を受け入れている派遣会社が多く、志望動機はそこまで重要視されない傾向にあります。

「空いた時間で副業をしたかった」「就業経験が欲しい」など、正直に記入してみてください。

 

取得している資格・免許

 

取得している資格や免許があれば、なるべく全て記入してください。仕事に無関係に見える資格・免許でも、業種によっては重宝されることがあります。

また、思わぬ業種の紹介を得られることもあるので、資格や免許は全て書き出しておきましょう。

 

自己PR

 

「自分はどんな人間なのか」をアピールする部分が、自己PRの記入欄です。

たとえば、「体力に自信があるから立ちっぱなしの仕事もこなせる」「○年間無遅刻無欠勤で評価されたことがある」「記憶力が良く、マニュアルを覚えるのが早い」など、アピールできることなら何を記入してもOKです。

可能であれば、希望する業種につながるようなPRを記入すると良いでしょう。

 

特技等

 

履歴書のタイプによっては、自身の特技について記入する欄があります。

「特技は何か」と聞かれると、少し悩んでしまうこともあるかもしれません。しかし、難しく考える必要はありません。

「人の話を聞くのが得意」といった、良好な人間関係を構築するうえで重要なことや、「スキルアップのために習い事をしているところ」といった、真面目な人柄が見えるような内容もおすすめです。

 

派遣登録で印象を良くする履歴書の作成ポイント

 

派遣登録で印象を良くするために、知っておきたい履歴書の作成ポイントがあります。

とくに、注目したいのが以下の3つです。

 

自己PRなどは記入枠を最大限活用する

 

自己PRは、記入枠を全て使うようなイメージで活用してください。「アピールできることがない」と1行程度で済ませてしまうと、「やる気がなさそう」といったネガティブなイメージにつながってしまいます。

そのため、「自分がどんな人間なのか」を相手に理解してもらえるように、積極的に書いていきましょう。

 

就業に向けて仕事への意欲をアピールする

 

「仕事がスタートしたら早く業務に慣れるように、自宅でもマニュアルやメモを確認します」など、就業に向けた意欲のアピールは重要です。

面接担当者が「この人に仕事をしてほしい」と思えるような内容は、印象が良くなるうえに、積極的に仕事も紹介してもらいやすくなります。

 

過去の就業経験は具体的に記入する

 

過去に働いていた職場での経験は具体的に記入しましょう。たとえば、過去に「事務」として働いていたのであれば、「どんな書類を作成したのか」「どんなツールを使って作成したのか」「どれくらいの期間・時間で作成できたのか」などをPRすることで、自分の持つスキルを相手にイメージしてもらいやすくなります。

 

履歴書を正しく作成してみよう!

履歴書の記入に慣れていない人にとって、各項目を埋めていくことは決して簡単なことではありません。

しかし、各項目に何を書けばいいのかを分かっていることで、スムーズに記入が進みやすくなります。

ぜひ、本ページを参考にしながら、派遣登録に向けて履歴書の作成にチャレンジしてみてくださいね。