派遣のweb面談におけるマナーとは?服装や話し方、注意点

2022.03.24

近年増加している「web面談」。新型コロナウイルスの感染予防や、リモートワークの推進などで、web面談を実施するケースは多いです。

しかし、web面談に慣れていない人としては、「どのようなことに気を付ければいいのか」「そもそもどのように準備すればいいのか」などは大きな疑問であると思います。

今回は派遣のweb面談におけるマナーについて解説。服装や話し方をはじめ、web面談の注意点などに触れていきます。

 

派遣のWeb面談とは

 

派遣のweb面談は、派遣会社との面談で行うケースと、派遣先となる企業との顔合わせなどのシーンで行うケースとがあります。

いずれも、パソコンやスマホ、タブレットなどからZoomを活用して実施する場合がほとんど。面談内容は対面と大きな違いはないため、通常の面談と同じ意識で臨むことが大切です。

 

web面談に臨む前の準備について

 

web面談に臨むにあたり、あらかじめ済ませておくべき準備があります。具体的に、どのような準備があるのか、以下を参考にしながら進めていきましょう。

 

web面談の場所を確保する

 

web面談に臨む前に、まず準備しておきたいのが「場所の確保」です。

対面での面談とは異なり、自宅から参加することになります。カメラに自宅の様子が映り込むことも考えられるため、「背後が壁となる場所を確保する」「パーテーションなどで部屋の映り込みを防ぐ」などの対応が必要です。

ちなみに、どうしても面談に適した場所を確保できない場合には、バーチャル背景を活用することをおすすめします。無地の背景を選べば、部屋の様子が映り込むこともなく、面談というフォーマルなシーンにもマッチするでしょう。

 

インターネット回線の確認

 

web面談では、インターネット環境が必要不可欠です。とはいえ、インターネット回線が遅いなど、ネット環境に問題があるとweb面談中に映像や音声が途切れてしまう恐れがあります。

可能であればWi-Fi環境を整えたうえでweb面談に臨むことが大切です。比較的手軽に導入できる対策としては、短期間レンタルできるポケットWi-Fiの契約や、コワーキングスペースの利用などが挙げられます。

 

カメラに映る顔が暗くならないように配慮する

 

カメラ越しで顔を合わせるweb面談では、印象を良くするためにも照明の活用がおすすめです。

天井の照明が自分の背後にあると、逆光で顔が暗く写ってしまいます。印象に関わるうえに、そもそも表情もわかりにくくなるため注意が必要です。

デスク用の照明を近くに置いておいたり、日当たりの良い窓際でweb会議を行うなど、カメラ映りが良くなるよう工夫してみましょう。

 

web面談のマナーについて

 

web面談が初めての場合、あらかじめ知っておきたいマナーがあります。

印象を良くしつつ、スムーズにweb面談を進められるよう、以下のマナーを確認してみてください。

 

カメラや音声について確認をとる

 

Zoomなどのツールで相手と繋がったら、挨拶を交わして「カメラや音声」について正常に相手に届いているか確認をとりましょう。

「私の声は届いておりますでしょうか」

「映像は正常に動作していますか」

など、カメラや音声の状況について確認をとることは、スムーズなweb面談のためにも必要です。

また、簡単な雑談にも繋がり、緊張緩和にもなるのでおすすめです。

 

目線はなるべくカメラに向ける

 

カメラ越しに相手と会うweb面談では、なるべく目線はカメラに向けましょう。

相手の姿が画面に映っているので、ついつい目線が画面に向きがちですが、顔の角度が下がりやすく、表情が暗く見えてしまいます。

また、相手に目が合っているような印象を与えるためにも、カメラに目線を向けることは重要です。

 

ゆっくりと話す

 

web面談で最も注意したいのが「話し方」です。

オンライン環境でのコミュニケーションは、ゆっくりと話すことが基本。マイクがうまく音声を拾えない場合があるうえに、出力側の問題でクリアに聞こえにくいことがあるからです。

Web面談では緊張して早口になってしまう人もいますが、なるべくゆっくりとした口調を心がけてください。

 

服装はTPOを意識

 

仮にweb面談であっても、服装はTPOを意識したものが好ましいです。面接ではないため、スーツ姿でフォーマルにまとめる必要はありませんが、白いシャツ×ベストなど清潔感のある服装を取り入れてください。

また、髪型もきちんと整えたうえでweb面談に臨みましょう。寝ぐせがついていたり、派手な髪型であったりすると、面談相手に対する印象に関わる可能性があります。

 

web面談の注意点

 

web面談では、約束の時間よりもやや早めに待機しておくことが大切です。目安としては、510分前の待機が望ましいでしょう。

オンライン環境での面談となるため、「ログインがうまくいかない」「お互いにマイク・カメラに不具合がありログインし直す」など、いろいろな問題により時間が押してしまうことがあります。

余裕を持ってweb面談に望めるよう、510分前にはツールへのログインを済ませておきましょう。

 

派遣のweb面談はマナーを守って臨もう

 

派遣のweb面談にはいろいろなマナーがあります。「自宅からの参加だから…」と自己判断でカジュアルな服装で臨んだり、散らかった部屋が映り込むような場所で参加したりするのはNG。仮にカメラ越しであっても、面談であることに違いはありません。

Web面談を控えている人や、リモートワーク推進企業で働く予定の人は、今回ご紹介した内容を参考にしたうえで、当日に臨んでください。